中医学の基礎から学ぶ犬と猫のための鍼灸・マッサージ
中医学の基礎から学ぶ犬と猫のための鍼灸・マッサージ
メーカー | 緑書房 |
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中医学の基礎から学ぶ犬と猫のための鍼灸・マッサージ
犬と猫に対する中獣医学治療について、豊富な写真・イラストとともにわかりやすく解説した入門書!
【本書のポイント】
◆中獣医学の基本的な考え方から実践的な手法まで幅広く掲載。
◆鍼の刺し方やマッサージ方法などを、 写真・イラストでわかりやすく解説。
◆理論に加え、実際の症例30 例以上の具体的な治療方法も紹介。
◆中獣医学に精通し、普及に努める現役の臨床獣医師が翻訳し、訳注でさらに詳しく説明。
目次
1章 中獣医学の基礎理論
中獣医学とは
陰陽平衡論
1.動物の身体と陰陽
2.陰陽学説における動物の生理病理的変化
五行相生相克制化論
1.五行の由来と意味
2.五行相生
3.五行相克
4.五臓と五行の関係
五臓を中心とした生命体系論
五行と中医学まとめ
経絡の基礎
1.経絡と臓腑の相関性
2.経脈と経穴
3.経絡に関する認識
中獣医診断法における舌診
1.舌の色
2.光沢度
3.口の色の多様性
4.舌態
舌診まとめ
2章 毫鍼療法
概論
1.成り立ち
2.鍼法
3.灸法
毫鍼療法
1.鍼具
2.一般的な進鍼法
3.経穴の解剖学的観察
4.刺鍼における角度・深度・時間・注意事項
刺鍼が生体におよぼす作用
1.調整作用
2.鎮痛効果
まとめ
3章 水鍼療法
概論
注射部位・操作方法・注意事項
臨床現場で一般的に使用される薬剤
症例紹介
まとめ
4章 He-Neレーザー療法
概論
鎮痛効果
1.実験研究
2.症例紹介
防御効果と胃腸機能への影響
1.実験研究
2.症例紹介
3.その他の症例および実験
神経伝導の調整作用
1.症例紹介
2.実験研究
治療効果
1.症例紹介
2.治療効果に関するまとめ
まとめ
5章 マッサージ療法
概論
マッサージ前の準備
1.環境の準備
2.施術者の準備
マッサージ法
1.摩法
2.揉法
3.推法
4.按法
5.抹法
6.捏法
7.擦法
8.搓法
9.肉球マッサージ
10.拍法
11.提拿法
12.梳理マッサージ法
マッサージの作用
1.作用する場所
2.主な効果
3.目的
4.メカニズム
5.適用禁忌の疾患
マッサージの注意事項
1.手法の選択
2.施術に際して
施術者に求められるもの
マッサージの意義
症例紹介
まとめ
6章 中薬治療を施した犬と猫4例
概論
症例紹介
まとめ
1.疾患と免疫
2.薬剤のタイプ
付録 経穴の位置と主治
著:何 静栄
翻訳:石野 孝
B5判 136頁 オールカラー
ISBN978-4-89531-360-5
2018年12月発行