スマートパルスという測定機器を販売しています。
見た目があまりにもパルスオキシメーターと似ているので調べてみると、
どちらも光を使って体の中の情報を得ています。
パルスオキシメーターは、赤外線や可視光を使用して酸素飽和度を非侵襲的に測定します。
光の吸収率の変化を検知し、酸素化ヘモグロビンと脱酸素化ヘモグロビンの比率から
酸素飽和度を推定します。
スマートパルスで使われているフォトプレチスモグラフィー(PPG)は、
光と音の相互作用を利用して組織の内部情報を可視化する技術。
組織の形状や血管の構造、生物組織の代謝状態などを画像化することができます。
半導体レーザー治療器LTU-904も光です。
904nmの光を照射し、細胞内のミトコンドリアを活性化、毛細血管の拡張、血流増加をもたらします。
カーボン灯も同じ仕組みで治療します。
光を照射し、薬剤が光に反応しがん細胞だけを破壊する光免疫療法は2年前に保険適応になりました。
光の可能性、まだまだ広がりそうです。