整骨院ではお馴染み、いや今や介護施設や高齢者住宅にも導入が進んでいるウォーターベッド。
水の上に浮いた状態で、下からジェット水流を当てマッサージする医療機器です。
ローラー型のマッサージベッドとは違い、ゴリゴリした痛みもなく、
誰でも快適に、ワンランク上のマッサージが体験できます。
また、水温を設定することができるので、冬は温かく、夏は涼しく、至れり尽くせりです。
さてこのウォーターベッドですが、電源が100Vの商品と200Vの商品があります。
多くのメーカーが200Vを採用していますが、100V電源で使えるウォーターベッドもあります。
200Vの電源は大型のエアコンなどに使用する電源で、
大型のウォーターベッドでも安定した運転が可能。
マッサージの強さもかなりの強く設定でき、ガチガチに凝り固まった患者さんも大満足です。
その他、足部のマッサージ機能や、自動身長計測機能もあり、マッサージ機の最高峰です。
但し、200V電源は電気工事が必要です。特殊なコンセントの形状も各社異なり、事前に打ち合わせが必要です。
過去に一度ありましたが、200Vのウォーターベッドを納品する為にテナント全体の電気の量を確認したところ、、、、、電気の量が足りない、使用出来ないという物件がありました。(電力会社を呼んで新しく電線を引っ張ってきて使えるようにする見積を取りましたが… 結局キャンセルになりました。)
一方100V電源は家庭用の100V電源なので、ウォーターベッドを設置してコンセントに電源を差し込めばすぐに使えます。(※専用の変換プラグを付けます。)
ベッド一台分のスペースを準備すれば、簡単に導入できます。
十分満足できるウォーターベッドですが、やはり200V程のパワーはないです。
そして安価でシンプルな為、それ以上は求められません。
安定したパワーはあるが特別な工事が必要な200Vのウォーターベッドか?
それともシンプル、安価で工事も不要な100Vのウォーターベッドか?
導入した先生に聞いてみると。
100Vのユーザー先生
「パワーよりも価格と工事が不要な点で100vを選びました。」
「居抜き物件だったんで、余計な工事をせず、予算を落として、100Vのウォーターベッド設置しました。」
200Vのユーザー先生
「患者さんの満足度重視、200Vのパワーのあるマッサージが好きな患者さん多いですよ。」
「腰背部の緊張を緩めるモードがあるんで、ウォーターベッドで治療効果が出せます。」
う~ん? どちらも一長一短ありますね。
正解は先生によって違ってきます。
いまウォーターベッドを検討している先生はぜひご相談ください。