「片手で持って、1秒あれば治療をスタートできる。」
一昨年から半導体レーザー治療器LTU-904Hを販売してきました。
販売先は主に動物病院ですが、大学や、研究機関なんかでも使われます。
最初手にした時は「小さい!」「これで半導体レーザー!」と驚きました。
それと同時に「ちゃんと出力してるの?」「エビデンスは?」と疑問が。
実際に使用してみてもレーザーらしき光は何も見えません。
なぜか? LTU-904Hにはガイド光がありません。
治療に使うレーザーは基本人間の目には見えない波長の光を使います。
人間が見えているのは400~700nm、レーザー治療器の波長は800nm以上なので見えません。
ただそれだとどこに当たっているかわからない。
やっている気がしない。
なので、赤色のガイド光というのを付けて、赤く光らせています。
(ガイド光のあり、なしは治療効果には関係ありません。)
さて、まずは体感ということで痛めていた自分の指にレーザーを当ててみました。
ピッピッピッ…
数分間いろんな角度から当てて、グッと手を握ってみると
おっ!効いてる、痛くない。
痛みに関してはハイボルテージ電流や超音波でも短時間で同じことができると思います。
LTU-904Hのすごいところは手にもって1秒で治療を始めることができるところ。
なんて簡単なんだろう!
電極を皮膚に貼ることもなく、ジェルを患部に塗り、終わったら拭き取ることもありません。
ただ電源を入れて痛みがある場所に当てるだけ。
数秒当ててはポイントをずらし、トータルで5~10分。
ユーザーの先生から聞いていた通りの効果です。
エビデンスを見ても痛み全般、炎症、創傷、火傷、生殖まで、いろいろ使えます。